寝る前の運動は睡眠に影響する?|ボクシングフィットネスジムNOA

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みなさん運動されるタイミングっていつですか?仕事前?仕事後?
仕事後であってもすぐ寝ることになったり、自宅で寝る前に運動される方もいらっしゃることでしょう。今回は寝る前の運動と睡眠についてお話していきたいと思います。


運動と睡眠の関係


睡眠にはそもそも、日中で活動した疲れをとり、その疲れから出る「老廃物」を除去する働きがあります。睡眠不足に陥ると、疲れがとれず、やる気も上がらず、パフォーマンスも上がらなくなるので、仕事にも影響を及ぼします。
なので、睡眠時間の確保は大切なのです。睡眠時間を多く確保するほど、パフォーマンス力は上がると言われています。自分が最もパフォーマンスを発揮したい時間帯を逆算して、何時に就寝するかを決めるプロのスポーツ選手も多いと言います。睡眠時間を「練習時間」と捉えるプロチームも中にはあるそうです。


寝る前の激しい運動はOK?


寝る前に体を動かすと疲労でよく眠れるという考え方もあります。しかし、体温が上がってしまうほどの激しい運動をすると、体温が下がるまで時間がかかり、入眠の妨げとなってしまうため注意しましょう。
さらに、運動によって交感神経が刺激されると、リラックスモードを司る副交感神経への切り替えがスムーズにいかなくなることもあります。


良質な睡眠に!寝る前に最適な運動


腹筋などのハードな筋トレや息が切れるような激しい運動は控えたほうが得策です。理由は体が目覚めて「交感神経モード」に突入し、眠れなくなってしまうから。
では、就寝前のエクササイズはどのようなものがいいのでしょうか。おすすめなのは「ドローイン」という深呼吸の一種。深い眠りをサポートする作用があるほか、インナーマッスルと呼ばれる体の内側の筋肉を活性化させる働きもあります。


ドローインのやり方を説明します。
疲れた体をリラックスさせるイメージで試してみてください。


1 足を肩幅に開いて立ちます。頭と脚が上下に引っ張られるように背中が伸びるように姿勢を正しましょう。


2 手をおなかに当てて、通常の呼吸のときのおなかの動きを確かめます。


3 息を大きくゆっくり吸い込みます。このとき、おなかが大きく動くのを意識してください。おなかは前に張り出すよりも、脇腹や後ろが広がるように動かすのがポイントです。


4 息をゆっくり吐きます、このときおなか(おへそから指4本分くらい下にある丹田という部分)を意識してへこませるようにします。


最後に


みなさん、睡眠と運動について少しはしっていただけたでしょうか。運動まえの激しい運動は避けていきましょう。運動のパフォーマンス力を上げるには睡眠時間も大きく関わってきます。より良い睡眠を心がけていただき最高の運動できるようにしましょう!