プロボクサーになるにはプロテストの合格が必要!|ボクシングフィットネスジムNOA

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ボクシングをされている皆さん!プロを目指そうかな?とお考えの方に本日はプロテストについて詳しくお話していきたいと思います。


■ プロテストの受験資格


日本プロボクシングコミッション(JBC)が行うプロテストの受験資格は、以下の3点です。
1.日本プロボクシング協会(JPBC)加盟のボクシングジムに所属していること。


2.17歳〜32歳までの男女(未成年者の場合、親権者の承諾書が必要)。


3.コミッションドクターによる健康診断に合格すること。


健康診断には、B型肝炎検査、頭部CT検査(30歳以上は頭部MRI検査)、女子はテスト日から30日前以内の妊娠反応検査が含まれます。
これらの受験資格を満たせば、筆記試験と実技テストを受けることができます。


また、受験料は下記のようになっています。
1.男子C級テスト:6,300円
2.女子C級テスト:10,500円
3.男子B級テスト:10,500円
3.女子B級テスト:10,500円


■ 日程や開催時期は決まっているの?
プロテストの開催は、東京で毎月1回以上、地方では不定期となっています。詳しくはJBCのホームページを確認してください。
不合格者でも、3か月後に再受験が可能です。


■ 筆記と実技


筆記試験は、簡単なルールテストです。所属ジムで練習生としてトレーニングを積んでいれば、ほぼ確実に合格できるといわれています。
実技テストは、受験者同士による2ラウンドのスパーリング形式で行われます。受験者はヘッドギアを着用し、1ラウンド2分30秒、インターバルは30秒です。
テストでは、ワンツーパンチを基本とする攻撃と、ガードを中心とする防御の能力が審査されます。スパーリング形式のテストといっても勝ち負けはなく、採点は絶対評価です。
1人1人、基本が身についているかどうか評価されますので、スパーリ  ングを行った2人とも合格することもあれば、2人とも不合格になることもあります。


■ 結果と合格率は?


プロテストの合格率は60%以上と高めとなっています。
 2013年12月のプロテストで、東京会場の男子が、B級、C級合わせて50名受験して合格者は33名(合格率66%)、女子は2名が受験して2人とも合格しました。
九州会場は男子C級を12名が受験して9名が合格(合格率75%)、中部会場は受験したC級男子1名が合格しています。
2014年1月のプロテストでは、東京会場の男子がB級、C級合わせて46名が受験して37名が合格(合格率80%)しました。関西会場では、男子C級を9名が受験して8名(合格率89%)が合格、女子C級を2名が受験して2人とも合格しています。


さいごに


プロテストに興味があった方、これからプロテストを受験する予定がある方、是非、挑戦して頂きたいですね!合格率も5割以上です。皆様にプロボクサーになる資格はあります!ボクサー界を盛り上げていきましょう!